基礎知識

  • 《まいた世界》と《まかなかった世界》

    ジュンの行動によって分岐した平行世界のこと。ジュンの元に届いたダイレクトメールの「まきますか まきませんか」の項目のうち、「まきますか」を選んだ世界のジュンは真紅たちと出会い、「まきませんか」を選んだ世界のジュンは真紅たちと出会わず大学生になっている。

  • ローゼン(お父様)

    素性も国籍も不明の謎の人形師。まるで生きているかのような繊細かつリアルな作風が特徴。寡作であるため市場には滅多に出回らないが、マニアの間では高く評価されている。彼が生涯を懸けて作ったのが7体のローゼンメイデンで、ドールたちには《お父様》と呼ばれ、慕われている。

  • ローゼンメイデン

    ローゼンが究極の少女・アリスを目指して作った7体のアンティークドールで、「薔薇乙女」とも表記される。いずれも美しい少女の姿をしており、それぞれアリスの一側面を体現しているが、ローゼンの求めるアリスには達しなかった。人形ゆえに人の寿命を越える長い時間を過ごしている。

  • アリス

    ローゼンが理想とする完璧な少女像で「どんな花よりも気高く、どんな宝石よりも無垢で、一点の穢れもない、至高の美しさを持った究極の少女」のこと。ローゼンメイデンたちがアリスになるにはアリスゲームを制し、すべてのローザミスティカを集めなければならないらしい。

  • アリスゲーム

    ローゼンメイデンに宿命づけられた、アリスになるための戦い。多くのドールはアリスゲームをローザミスティカを奪い合う闘争だと考えており、その急先鋒が水銀燈。しかし真紅は戦い奪うことがお父様の望みではないと考え、独自のやり方でアリスゲームを制する道を模索している。

  • ジャンク

    「壊れた子」という意味で、完璧なアリスの対極にある不完全な状態。アリスを目指すローゼンメイデンにとってジャンクと呼ばれることは屈辱であり、最も恐れる事態でもある。特にお父様からもらった大切な体の一部を無くすことは、それだけでアリス失格を意味する重大な過失となる。

  • ローザミスティカ

    ドールの魂とも言える最も重要な存在。これを失ったドールは命を持たないただの人形になってしまう。元々はひとつだったが、7つに分割されてドールたちに与えられた。このローザミスティカをすべて集め、もとのひとつの状態に戻すことでアリスになると考えられている。

  • 契約

    ドールが人間に力を分けてもらうための儀式。それぞれドールが持っている契約の指輪に人間が口づけをすることで契約が成立する。契約はひとりの人間が複数のドールと結ぶことも可能だが、人数が増える分、力の消耗も大きくなる。また契約の解除はアリスゲームからの棄権を意味する。

  • 契約の指輪

    ドールたちが持っている契約を成立させるための指輪。一度契約すると人間側からは外すことは出来ず、無理に外そうとすると肉が削げる。ドール側から契約を破棄した場合は契約の指輪が砕け散る。2体以上のドールと契約すると薔薇の意匠が大きくなるなどの変化が起こる。

  • 契約者(マスター)

    ドールと契約を交わした人間のこと。ドールによって扱いが違い、真紅のように下僕扱いされることもあれば、蒼星石のように主人と扱われることもある。契約者はドールが力を発揮するため、自身の生命力をドールに分け与えるのだが、与えすぎると指輪に取り込まれて消滅してしまう。

  • 人工精霊

    ドールに付き従う不思議な存在。ドールによって光の色合いが違う。軽いものを運んだり、戦闘でサポートを行なうなど、その能力は多彩。ジュンの元にダイレクトメールを運んできたのは真紅の人工精霊だった。ローザミスティカが奪われた場合は、人工精霊も新たな主に従うようになる。

  • ドールたちの寝床で、乗って飛行することも可能。ドールたちにとって鞄での眠りは欠くことのできない大切なもので、長時間鞄で眠れなかったドールは意識を失ってしまう。眠る時間は夜の9時から朝の7時までが多いが、一定時間の眠りが確保出来ればいつでもいいらしい。

  • 薇(ぜんまい)

    ドールを動かす要素のひとつ。薇が巻かれていない状態のドールは一種の仮死状態にあり、薇が巻かれることで目を覚ます。逆に、薇が切れるとドールは動けなくなる。この《薇を巻く》という行為にはそのドールを選ぶという意味があるらしく、巻かれたドールは契約を結ぼうとする。

  • nのフィールド

    いくつもの世界が混在する《世界のどこでもあり、どこでもないところ》。自分のイメージを強く持たないと、形を成すことが出来ない。混在する世界にはそれぞれ数字の名前が付けられていて、世界の数だけ扉がある。それぞれの世界は導いた人間の思念によって大きく姿を変えるようだ。

  • 心の樹

    人間がそれぞれ自分の夢の世界のどこかに生やしている樹のこと。夢の主が樹となって枝葉を伸ばす過程で心が作られている。翠星石と蒼星石はそれぞれ如雨露と鋏で、この心の樹を伸ばしたり刈り込んだりして成長させる役目を負うが、扱いを間違えると心の樹は朽ちてしまう。

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