昨年10月に連載デビューを果たしたYJ期待の新鋭作家・森本大輔先生のインタビュー!
第1週は受賞から連載までの道のりから、漫画を描くための方法論と心構えについてお話を聞いてきました。
魅力あるキャラクターについて
描いて、溜める、の繰り返し。
とにかく数を打つしかない。
――漫画家になりたいと本気で思ってからはどんなことをしましたか。
昨年10月に連載デビューを果たしたYJ期待の新鋭作家・森本大輔先生のインタビュー!
第1週は受賞から連載までの道のりから、漫画を描くための方法論と心構えについてお話を聞いてきました。
――漫画家になりたいと本気で思ってからはどんなことをしましたか。
一週間に一本程度、プロットなどを担当編集者に送り続けた時期がありました。頭の中で考え続けるんじゃなくて、これだと思ったやつをすぐ描いて、溜める、の繰り返しで作品の完成にたどり着いたと思います。送り続けたプロットの最後のものが『カテナチオ』でした。出し続けていたプロットの主人公は最初から『カテナチオ』の嵐木みたいな感じの人でしたね。
僕は、結果的に「となりのヤングジャンプ」で描いた読切が連載にそのままつながりました。
あくまでそれは一例だと思うので、連載を掴むための具体的な方法論はわからないです。一つだけ思うのは、とにかく数打つしかないのかなと思います。今振り返ってみて、受賞後すぐに『カテナチオ』の読切がつくれるとは思わないです。一発で連載までたどり着くことはできないと思います。あまりどうやったら連載になるとか考えずに、面白いと思うものをその都度アウトプットし続けることが大事だと思います。