週刊ヤングジャンプ新人漫画大賞スペシャルコンテンツ あきやまえんま先生特別インタビュー

『のあ先輩はともだち。』のあきやまえんま先生豪華インタビュー!!
あきやまえんま先生に新人作家の創作に役立つ知識や考え方を伝授していただく企画!!

➊笑いあり、リアリティあり、読みやすさ抜群のネームの極意について!

Q:読みやすい漫画にするために意識していることがあれば教えてください。

意図的に背景の無いコマを入れたり、あえて顔を描かないコマを入れたりするなど、読者が疲れないように配慮することでしょうか。描き込みが多過ぎると視覚情報が増えるため読者の負担になってしまいます。小生の場合は、原稿が完成して最後に見返した際に「ちょっとここ描き込み過ぎたな」と思ったら、背景やキャラの顔を全て消してトーンで埋めることもしばしばありますね。受け取り手の立場に立って漫画を作ることはすごく大事だと思います。

Q:第1話の作り方についてお話を伺いたいです。読者を惹きつけるために、第2話を読んでもらうために工夫したことを教えてください。

のあ先輩の“のあ先輩らしさ”を出す、ということを意識しました。例えば、元カレのためにクレジットカードを作っていた話や、ハサミを持つシーンなどは彼女の重かわいさを出せたと思います。1話は説明も多く、構成も目新しくないので、売りになる要素はキャラクターしかないと思いました。なので、「とにかく覚えて帰ってくれ! この女を!!」みたいな気持ちで描きました。

Q:1話完結型の18Pネームを作る際に、読者に楽しんでもらうために特に意識していることを教えてください。

1話できちんと完結し、すっきりとした読後感を味わえる構成を心がけています。今回は水着を買いに行く回、今回はのあ先輩の家でピザパをする回、というような分かりやすい“フリ”を入れ、最後はクスッと笑って終われるような“オチ”をつけるというイメージです。あとは毎度おなじみ、1Pブチ抜きの のあ先輩です。

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