森本大輔先生スペシャルインタビュー!

第1週
森本大輔先生クロニクル前編

新人漫画大賞4月期審査員で、現在『カテナチオ』連載中の森本大輔先生を徹底解剖! ヤングジャンプの研究生になってから『カテナチオ』を生み出すまで、森本先生が歩んだ軌跡を時系列順に振り返る! 前編は『カテナチオ』の読切ができるまでに焦点を当てる。漫画家になるまでのステップに悩む新人作家さん必見です!

コロナ禍をきっかけに漫画賞提出

大学院在学中、コロナ禍によって空いた時間を使い、漫画賞を目指した作品を本格的に描き始める。

森本先生は、大学のサークル等で漫画を描いてはいたが、漫画家として食べていく予定はなかった。しかし、コロナ禍で時間ができたことをきっかけに、昔から頭の片隅にあったネタを基に『まだ、何も知らない』を描く。

2020年6月期『まだ、何も知らない』で新人賞受賞

ヤングジャンプ月例新人賞において『まだ、何も知らない』が佳作を受賞。担当編集が付き、ヤングジャンプの研究生になる。

『まだ、何も知らない』は新人賞受賞作品でありつつも、強烈な考えを持つ主人公や独特の切れがある台詞回しなど、『カテナチオ』に通じる森本先生の特徴も垣間見える。(『まだ、何も知らない』については、3週目、4週目をチェック!)
月例新人賞の受賞をきっかけにして、漫画家を目指すと決める。ネームを担当編集に送ってボツをもらうということが続く。

チェックポイント
森本先生は、現在プロット形式で担当編集とやり取りしている。しかし、初めの頃はネームで担当編集に話を提出していた。時には、パワポで企画書を送ったこともあるとのこと。ただ、台詞から着想する森本先生の場合はコンセプトベースの企画書は全然合っておらず、最終的にプロットの形式に落ち着く。ただ、そこに至るまでの試行錯誤も必要だったと森本先生は振り返る。話の提出形式も人それぞれ。自分に合ったやり方を見つけ出そう!

2020年冬 増刊に読切を提出するも落選

ヤングジャンプの増刊『ヤングジャンプ バトル2』に読切を提出するも落選。

増刊では、(増刊のコンセプトがバトルだったこともあり)ファンタジーアクションを描いた。担当編集からは、内容の抽象度が高いというフィードバックを受ける。

2020年冬~2021年春 漫画に向き合う時間が減る

学業などが忙しかったことで、担当とのやり取りも少なく提出も滞る。

2021年春 決意新たにプロットを定期的に提出

漫画家を目指す覚悟を改めて決め、漫画に対する向き合い方を変える。

具体的な変化としては、①1、2週間に1本程度、プロットなどを担当編集に送り続けて数を打つ。②連載のことを考え過ぎて要素を詰め込み過ぎていたが、気負い過ぎず短く完結した話から始めることを意識。
送り続けたプロットの最後のものが『カテナチオ』で、それを基にして読切を描く。

チェックポイント
気負い過ぎず手数を打つことで、状況を打開できることもある。

2021年夏 『カテナチオ』読切を編集部に提出し、通過

2022年冬 『カテナチオ』読切が「となりのヤングジャンプ」に掲載。

次回は…『カテナチオ』読切掲載から連載に至るまでの軌跡を辿る!!

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