LEGEND 藤本怜央が見たPARIS2024 先日、41歳になった“スーパーじじい”藤本怜央が見たパリパラリンピック!

俺はドイツリーグが終わってそのまま豪州リーグに行ったのもあって、同じゾーン(アジアオセアニア)というのと、彼らからも「必ずスポット1つ持って帰ってくる」、「メダル取ってよ」みたいな話をしたから、オーストラリアは当然応援しつつ、アメリカの3連覇を見たかった。俺らも勝てなかったアメリカのままでいてほしかったし、日本のバスケットが、やっぱりアメリカに近いんですよね。選手個人個人がそんなにサイズもなくて、スピードとシュート力と、あとはディフェンス能力。そのバスケットで金メダルを取ってくれたら日本だって取れないわけじゃないよなという、何となく納得できる気がしたんです。けど…決勝終了3秒前にアメリカの優勝が見たくなくて、消しました(笑)。
豪州は結局、5位だったけど6人初出場で若い子たちのプレータイムがメッチャあったんですね。だから本当にいい経験をしたと思うし、絶対強くなるよね。というわけで(笑)、今回のパラMVPはゴールボールかな。ノーマークから勝ち上がったのはすごいし、どうやってチームビルディングしたのか、コーチは選手に何を伝えたのか興味あるっスね。自分たちバスケが強くなるヒントが絶対あるはずなんで!

日本のパラMVPはズバリ…
ゴールボール!

藤本怜央REO FUJIMOTO

19歳から20年以上に亘って日本のエースとして活躍し、東京パラで悲願の銀メダルを獲得。昨シーズンは強豪のランディルに所属しドイツリーグ優勝、ユーロリーグ3位、ドイツカップ優勝。リーグ終了後、豪州リーグのダーウィン・ソルティーズでプレー。タフな1年を送った。

車いすバスケ女子日本代表は7位入賞

車いすバスケ女子日本代表は、予選リーグ3敗から、準々決勝で優勝候補の中国戦に臨んだ。この中国戦をターゲットにしてきた日本だったが、序盤の点差を詰めることができず50-62で惜敗した。
順位決定戦ではスペインに72-55と完勝。7位入賞でパリ大会を終えることとなった。

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