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度(たび)は道連れ 夜(よ)はへべれけ
28P
編集部講評
酒によってかつての自分を取り戻しハラスメント上司に一泡吹かせる気持ちよさがベースにありつつ、劇画タッチでおじさん構文を無双するアイデアが上乗せされていました。鬱展開を想起させつつ、不安ワードがアルコールで掻き消されていく演出にもユーモアセンスを感じます。
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年中と中年
11P
編集部講評
35歳児が幼稚園に、という無理のある設定を、短い尺の中で隙のない展開で描き切っていました。どうしても35歳のボケの方に目がいってしまう状況なので、中年の解像度を上げるかもしくは、年中がそれをボケ超えるシーンなど、緩急になる要素があってもよかったように思います。