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アダマスムーン
39P
編集部講評
対象の魅力を描く行為を、宝石磨きに置き換えた殺人者の描写が恐ろしくも美しく描かれていました。不幸の連鎖からはじまる裏バイトのような導入も興味を惹くことに成功しています。行われている事件の悍ましさとは裏腹に、今後の2人の関係性も気になるアンバランスさも魅力でした。
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楽に殺してね
41P
編集部講評
理由は異なれど、死を意識した2人が過不足なく描けていました。関係性自体に目新しさはないものの、他愛のない会話の中に不穏さが含まれていて最後まで目が離せませんでした。読みやすい画面作りにも好感が持てます。