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クソアサシンでごめんなさい
32P
編集部講評
殺し屋とターゲットというわかりやすい関係性をベースにしつつ、そこからのギャップを描くことでキャラクターの魅力をうまく引き出せていました。ヒロインの動機をブラさずに描き切っているのも好感を持てるポイントになっています。これからも強い欲求を持った人物を描き続けてほしいです。その際、キャラクターの欲求を読者も理解・共感できるものにできれば、より作品やキャラクターに没入してもらえると思います。
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家電とオレ
10P
編集部講評
一人の寂しさやスマート家電といった読者も感じたことがある感情や道具を用いながら、お互いを大切に思う主人公や家電たちの姿を可愛く描けていました。主人公がスマート家電を使って孤独感を埋めるだけでなく、意思を持つ家電たちと絆を結ぶという漫画的なアイディア、サプライズ企画の流れを通して家電たちをキャラクターとして描けています。次作では、この微笑ましさをもった人間同士のやり取りを描いてみていただきたいです。
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些細ごと
31P
編集部講評
タイトルの通り、生活の中にあふれる機微に光を当て丁寧な筆致で描く、まさに日常・生活部門にふさわしい作品でした。キャラクターの描写や画面作りなど誠実で好感を持てる作りですが、一方でエンターテイメントとして、漫画として読者を惹きつけ楽しませる力はあと一歩という印象でした。お話の導入の仕方、主人公のキャラクター、主人公が直面する問題など、読者が興味を持ち、続きを読みたいと思うための工夫をしてみてください。
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バトルミント
56P
編集部講評
感情をまっすぐ描いていて好感が持てました。終盤のバドミントンの描写も見応えがあります。ただ、誰が何をする話なのかが分からないまま話が進んでいくので、漫画としての楽しみ方が分かりづらいのがとても勿体ないです。展開への期待感を作るためにも要素を整理してみてください。キャラクターの表情はよく描けてますので、それ以外の背景・描き文字・効果線も気を抜かず丁寧に描くことで全体の完成度・読者の没入感が大きく変わると思います。