新人賞

#085 シンマン賞結果発表

[ストーリー部門]

期待賞+月間ベスト+審査員特別賞+初投稿賞

アンロッド
50P
場羅修(25) 広島県
賞金33万円
期待賞10万円+月間ベスト10万円+審査員特別賞10万円+初投稿賞3万円
峰浪りょう先生
絵は見やすく画力も高い。描きたい世界観があることも伝わりました。次はその世界観をいかに読者に楽しんでもらえるかを考えてみて下さい。あと人物の描き分け、特に男女のかき分けを意識してみて下さい!
編集I
作者の中にある設定がありすぎて読者に伝わらず、読者の読解力にゆだねた典型的なパターンになってしまっている。杖でできる能力がすっぽり抜けていること、大罪人のエピソードがうまく絡んでいないことが、読み味を薄くしている。
編集N
●構成→コマ割り含めて読みやすくはあった。●絵柄→女子が女子に見えないのが最大の課題。●杖の力、前半にもう少し具体的にどういう力なのか見せたほうがよい。
編集K
セリフに雰囲気をもたせ、掛け合いを作ろうと努めている点は好印象。また、全体的に破綻なくまとめ切れていた。とはいえ、キャラが物語の役割に埋没してしまっており、物語先行で話が進んでしまっている。描画や世界観、アイデアにもオリジナリティが弱いので、全体としての新味が弱く感じてしまった。そのキャラが著者本人しか描いていない人物なのか、そのアイデアには類似のアイデアがないのか…、執筆の前、構成を練る段階で自分により厳しいハードルを課してみると、次作がレベルアップすると思います。また話を引っ張るべきヒロインの絵、および軸となる主人公の絵にも魅力を持たせるように頑張って下さい。
編集S
教科書通りのつくりだが、コマ割りとセリフ回しが読みやすく描けているのが長所。キャラと設定があまりに既視感が強いのが短所。地力はある人だと思うので、いろいろあるヒット作の「驚き」の要素について考えるうちに自作の糸口となる「アイディアの核」がみつかるのでは。
編集M
設定だけでお話を作ってしまっていて、説得力に欠けます。作者が考える、杖使いのすごさとは?どういう人間を悪と思っているのか?過ちを犯してしまった人間がどうやって今生きているのか?わからないことだらけです。作者の顔が見てきません。人物の描きわけも課題かと。
編集T
メインのお話しが復讐譚なので入りやすくはあるものの、根幹の設定である「杖」の情報量が足りないのでキャラの言動の根拠がイマイチ分からず、表面をさらったような浅い読み味になってしまったのが残念。どういう作風か、男女どちらの読者を狙っていくかにかかわらず、男女の描き分けは出来るに越したことがないので、女子は描けるようになった方がいいと思いました。
編集N
キャラクターの見せ方(デザイン、動機etc.)をきちんと考えるところからのように感じました。
編集O
冒頭では杖を使ったバトルとしての期待感がとてもありましたが、杖の使い方がかなり限定的だったため少し物足りませんでした。読切としては姫が杖を使えるようになった理由やアンロッドに関することなど、読者の理解と離れたところで物語の重要な部分が展開している印象を受けたので、提示する情報を調整することで読み応えに繋がるのではないかと感じました。

[ショート部門]

受賞作なし。審査員をアッと唸らせる短編漫画をお待ちしています!!

#085 審査員少年のアビス峰浪りょう先生

最近はSNS等でも素晴らしい漫画やイラストを見る機会が多くなりました。漫画を描くことのハードルは低くなって間口はどんどん広がっています。そんな中でプロデビューをして商業作家になっていくには作家としての個性、持ち味が大切だと思います。こんなの読んだことがない、ずっとこのキャラを見ていたい、なんか続きが気になってしまう…。そんなものが描けるといいですよねー…と私も常日頃思っております!

編集部総評

作者自身の中で面白いと思ったことを、マンガという形で具体化するときに、キャラクターのビジュアルや感性、理念、世界観、敵の描き方、そういった要素をなるべく具体的に思い描くことで、より読者に伝わりやすいものになると思います。

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