週刊ヤングジャンプ新人漫画大賞スペシャルコンテンツ 迫稔雄先生特別インタビュー

2週目「人物 -Pessoa-」

――『嘘喰い』の斑目貘と『バトゥーキ』の三條一里それぞれのキャラクター像は、どのような経緯で生まれたのでしょうか?

斑目貘は、純粋に僕が思う「捉えどころのないミステリアスな魅力があるやばい奴」を描いただけで、それが自然と斑目貘になりました。三條一里は天真爛漫って言ったらそのままですけど、色々な感情を表に出せる、つまり色々なものに変わることができる、そういう変わるという強さを魅力的に描きたいと思い、生まれたキャラクターですね。

――迫先生が思う魅力的なキャラクターの定義を教えてください。

すごく親近感のあるキャラクターと全然ないキャラクター、の二つの方向性があると思っています。「ああ、分かる、分かる」と読者が共感してくれるキャラクターは、行動に感情移入しやすくやはり魅力的です。全く逆の「何を考えているか全然分からない」斑目貘みたいなキャラクターも別ベクトルの魅力があると思います。

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