週刊ヤングジャンプ新人漫画大賞スペシャルコンテンツ あきやまえんま先生特別インタビュー

➌物量あるのみ! 漫画家としてのステップアップについて!

Q:漫画を描く中でスランプはありましたか? また、そのスランプをどのように乗り越えたか教えてください。

小生自身が描くのに向いているジャンルをなかなか見つけられず苦労しました。小生の場合は、通勤電車に乗るのが嫌過ぎて漫画家を目指すに至ったため、昔からずっと描きたかった物語があったわけでもありません。そのため、様々なジャンルにチャレンジしながら、自分の描きたいことや向き不向きを探っていくしかありませんでした。大変でしたが、とにかく描き続けることで乗り越えられたと思います。描けばお金をもらえますしね。

Q:新人作家の中には自分の強みが分からないと悩んでいる人が多いです。そのような方たちにアドバイスを頂きたいです。

とにかく漫画を読んで、漫画を描いて、誰かに感想をもらって、自己分析するというPDCAサイクルを回し続けるのがとても大事です。物量をこなしていくしかないです。繰り返しの中で、描けるもの・描きたいものが必ず見えてきます。特に、編集さん、友人、家族、ネット上での反応など、第三者からの客観的な意見を受け止めて、自分の強みがどこにあるのかを気づいていくこともかなり大事だと思いますね。

Q:漫画家として成長していくために特に勉強した事などがあれば教えてください。

とにかく大量に漫画を読む。年間300冊以上は読んだほうがいいと思います。小生の場合は、自分の作品と同じジャンルのもの、流行っているもの、個人的に気になっているものなど何でも読むようにしています。加えて、読んだ後に、「ここが面白かった」、「自分だったらこうする」という感想をノートに書き留めたり、友人と感想を言い合ったり、言語化を意識的に行います。自分の作品作りにめちゃくちゃ反映できるのでおすすめです。あと、漫画は経費になるのでどんどん読みましょう!!

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