週刊ヤングジャンプ新人漫画大賞スペシャルコンテンツ 新人漫画大賞一周年報告書!!!! PART3.新人作家ピックアップインタビュー②

この1年間で受賞をし、デビューしていった新人作家の方々にお話を聞きました!
投稿を迷っている方、作品制作に悩んでいる方のヒントになることも…!!

ピックアップしたのは…
18歳という若さで「準大賞+月間ベスト+初受賞ボーナス」を受賞された
(第8回)[まさき]吉野條二よしのじょうじ先生!

あらすじ
絵を描くことが好きな少年・まさきは、イマジナリーフレンドのマサキを生み出す。それから数年後、青年となったまさきは荒んだ家庭と圧迫感のある職場に苦しんでおり…。
[まさき]はとなりのヤングジャンプに掲載中!
YouTubeのボイコミもぜひご覧ください!

――吉野先生が漫画家を目指された経緯やきっかけを教えてください。

漫画家になりたいと思いはじめたのは、高校三年生の夏にあった三者面談のときです。
まだ就職するのか、進学するのか迷っていました。三者面談の後に専門学校を受けるための高校主催の漫画のコンテストがあって、そこに応募するために初めて漫画を描きました。
そのコンテストで賞をいただくことができたので、漫画家になろうという決心がつきました。

――漫画家を目指すと決めてから、絵の練習はどのようなことをされたのか教えてください。

まずは初歩的な模写やデッサンで絵の練習をしてました。絵は落書き程度でよく描いていたのですが、夏から本格的に取り組みました。
美術室にあった写真がいっぱい載っている本や西洋絵画とデッサン像が載っている本を頻繁に借りて模写していました。

――ヤングジャンプを選ばれた理由を教えてください。

専門学校では出張編集部というものを開いていただけたりするんですが、そこでヤングジャンプの担当編集さんと出会って新人賞に投稿させていただきました。
ご縁があってよかったなと思います!

――受賞作で一番こだわったところを教えてください。

主人公の幼少期をかわいく描こうと意識しました。友人に私の絵柄で描く小さい子が好きと言われたので、頑張ろうかなと思いました!

――受賞後に作品の取り組み方や生活の変化はありますでしょうか。

定期的な打ち合わせが増えたと思います。あと、現在はアナログ作画なんですが、デジタル作画も練習しています。簡単に修正ができるので終わりどころがわからなくて難しいです。
他にはなんか恥ずかしいんですけど、賞金をいただけたので日々の食卓に一品増やすことができました! 野菜を食べています!(笑)

――新人賞を受賞された現在は何に向かって取り組まれていますでしょうか。

読切を本誌に掲載していただけるように頑張っています!

――賞に応募する読切と本誌の掲載を目指す読切を作ることの違いや難しさがあれば教えてください。

起承転結をちゃんと描くことを意識しています。特に難しいと感じている点は承から転の部分です。なかなか次の展開に移れず、承の部分を長くしてしまいます。
本誌という枠があるからこそ、ページ数とかも意識しないといけないので…!

――最後に、ぜひ今後の目標をお伺いしたいです。

現在、卒業間近なので就職活動もあり大変ですが、いつかは漫画一本で食べていけたらいいなと思っています! 頑張ります!

次週は三度目の挑戦でついに準大賞(第9回)を受賞された、三澄スミ先生をピックアップ!

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